【創世記6章8-9節】
しかし、ノアは、主の心にかなっていた。
これはノアの歴史である。ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
ノア時代の世の中は暴虐で満ちていたので、神は人間を造ったことを残念に思うほどでした。
そのことで神は世界を洪水によって滅ぼす計画を立てました。
洪水が起こる前に、神の前に正しい人と認められた人はエノクとノアだけでした。
人間は環境に染まりやすい者ですが、二人は堕落した世の中に生きながらも神と交わりをしながら、道徳的にも誠実な生活を送っていました。
もちろん正しい人だから罪がないのではなく、義を求める敬虔な人であったことを意味します。
主の心にかなったノアのために、神は洪水の中でも彼とその家族を救うために、箱舟を造るように命じました。
ノアはその命令に対しても忠実に命令通りの箱舟を造りました。
その箱舟は世の人々への警告であり、伝道でもありました。
しかし人々は警告も伝道も無視し嘲りました。
それでもノアは最後まで信仰により箱舟を完成し、それによって世が滅びる時に救い出されました。
「信仰がなくては神に喜ばれることが出来ません。」
ノアの信仰の評価はヘブル11章7節にあります。
【へブル11章7節】
信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。
2019.10.13
聖日礼拝メッセージ
シャローム松山教会
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