テーマは「 良いサマリヤ人のたとえ 」です
◎基調聖句 ルカの福音書 10章30~37節
次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』 この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」 彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」(ルカ10:35~37)
【 要 旨 】
基調聖句ルカ10:30~34は、先週の週報に示している。
ある人が強盗どもにおそわれて、着物をはぎ取り、なぐりつけ、半殺しにして逃げたのに、祭司もレビ人も見ないふりをして、反対側を通り過ぎてしまったが、旅の途中のサマリヤ人は彼を見て、近寄ってオリーブ油とぶどう酒を注いで、介抱したという現場の状況である。
旧約で信仰深いと言われている祭司たちは、立派な信仰を学んでいながら、何で助けなかったのであろうか。
信仰生活には教会生活と隣人に接する生活の両面が必要である。
隣人のものを盗んではならないという十戒を学んでいながら、良心が麻痺されているとしか言いようがない。
自分さえ良ければいいというのはサタンの生活である。
イエスはそれを反省し、いたく心を痛められ、憐れみの心、すなわち道徳的な心を持つ手本として弟子たちに示されたのである。
隣人に無関心であるのは、私の物は私の物という憐れみの心のない生活で、偽善的な態度である。
人は自分のためだけでなく、他人のために生きねばならない。
それが親切で、善を行い、感謝する生活である。
口先だけでいいことを言うのではなく、サマリヤ人のように善を行い、100人位は隣人を持つように、あなたもしなさい。
2015.6.14
聖日礼拝メッセージ
シャローム松山教会
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