テーマは「 負債のある者 」です
【ローマ1章14-15節】
私は、ギリシヤ人にも未開人にも、知識のある人にも知識のない人にも、返さなければならない負債を負っています。
ですから、私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。
キリストの福音ほど良い知らせはありません。
それは単に良い知らせではなく、自分のいのちが救われるという最高に良い知らせです。
イエス様も天から良い知らせを伝えるために、地上に来られ、福音を伝えました。
それに関する預言がイザヤ書にあります。
【イザヤ書61章1節】
神である主の霊が、わたしの上にある。主はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。捕らわれ人には解放を、囚人には釈放を告げ、
良い知らせを伝えるように命令された使徒たちの中で、一番多くの人に福音を伝えた人はパウロでした。
しかし彼は元々使徒でもなく、福音に一番反対した人でした。
福音を伝える主の使徒や信徒たちを激しく迫害しました。
ある時、復活したイエス様が彼に直接現れ、主のことばを聞いた瞬間、彼の運命は180度変わりました。
迫害した者が福音を伝える者になりました。
彼自身が迫害される側になりました。
しかし、迫害の中でも熱心に福音を伝えた彼には 特別な思いがありました。
それは、自分には返さなければならない負債がある という思いでした。
教会や信徒たちを迫害した者として、神の恵みを受ける資格がまったくないのに、一方的な主の赦しと愛、憐れみによって救いを受けたことは 彼には驚くべき恵みでした。
そして、その恵みを返さなければならない負債とも思いました。
この考えは私たちにも必要です。
自分たちも主の愛、恵み、赦しを受ける資格がないです。
ですから私たちにも負債があります。
主に負債を返す方法は、救われていない人々に福音を伝えることです。
神の一番の願いがすべての人が救われることですから。
そして福音を伝えるようにと命令も受けているので、救われた人たちは福音を伝えることです。
救われた人に負債のない人はいないです。
恵みを受けた人はそう思うのが当然です。
2021.4.18
聖日礼拝メッセージ
シャローム松山教会
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